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SEIL/x86 AyameをProxmoxにインストールする

January 15, 2023

category : 技術

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これはなんだ

年末年始に安くなっていたので、SEIL/x86 Ayameのスタンダードライセンスを買った。
用途も決めずに買ったので、なにをするというわけでもないが、とりあえず触ってみようということでProxmoxにインストールすることにした。
これはその時の手順メモ。

* おことわり *

ProxmoxはSEIL/x86 Ayameのサポート環境ではありません。

インストール手順

tl;dr : KVM仮想マシンイメージから起動する。

イメージを落とす

まずは公式のダウンロードページからイメージを落とす。

配布形式は

となっている。
Proxmoxで扱うならISOがあるととても嬉しいが、ないので(ていうか性質的に無理な気がする)KVMイメージを使ってごにょごにょすることにした。

ダウンロードしたZIPを展開するとqcow2ファイルが出てくる。これを使う。

空のVMを作成する

qcow2ファイルをGUIから扱うことはできないが、フォーラムを見るとProxmoxのシェルからなら取り扱えるらしい。これに従う。
まず普通にVMを作成するときと同じように設定したあと、ハードウェア 設定からストレージを取り外せばOK。
後の手順で使うので、作成したVM IDを控えておく(今回は100)。

Proxmoxにqcow2ファイルを転送する

ISO形式だと管理画面からアップロードできるが、そうではないのでSCPなりUSBフラッシュメモリなりを使って転送する。
今回は物理マシンがすぐそこにあったので、USBフラッシュメモリを使った。
今回はProxmoxのシェルで下記のコマンドを使い、cqow2ファイルの入ったUSBフラッシュメモリを /mnt/external にマウントした。

% mkdir /mnt/external
% mount /dev/sdb1 /mnt/external # デバイスは適宜読み替えること!

シェルからVMにイメージをインポートする

Proxmoxの シェル にアクセスできるユーザを使う。今回は横着してrootユーザを使った。

# qm importdisk {VM ID} {イメージの場所} local-lvm
% qm importdisk 100 /mnt/external/seilx86.qcow2 local-lvm

ブート順を確認し、起動する

VMの オプション でブート順を確認し、インポートしたディスクがブートされるように設定したら起動する。
(デフォルトの挙動がわかっていないが、もしディスクが無効化されていたら有効にする作業も必要。チェック入れるだけなはず)
起動したら、ライセンスを入力すれば作業完了。

起動

こんなかんじ。

SEIL/x86 Ayame起動できた あそぶぞー pic.twitter.com/PEajdNjaQp

— kei (@_kei_s) January 15, 2023

感想

すなおにESXiでやろう。
SEILの使いみちはこれから考えます。